AWS Toolkit for JetBrains(IntelliJ) v1.3でJavaのLambda関数がより簡単に確認できるようになりました

AWS Toolkit for JetBrains(IntelliJ) v1.3でJavaのLambda関数がより簡単に確認できるようになりました

AWS Toolkit for JetBrains v1.3がリリースされました。ローカルのLambda関数がより分かりやすく実行確認できるようになりましたのでご紹介いたします。
Clock Icon2019.04.30

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

事業開発部の野村です。平成最後の投稿です。

はじめに

先日AWS Toolkit for JetBrains(IntelliJ)を使ってJava8(Gradle)のサーバーレスアプリケーション開発を始める記事を書きました。

AWS Toolkit for JetBrains(IntelliJ)を使ってJava8(Gradle)のサーバーレスアプリケーション開発を始める

4月25日にAWS Toolkit for JetBrains v1.3がリリースされました。変更内容はv1.3のリリースノートにまとまっておりますが、この中にLambda関数の実行に関するうれしいBugFix内容がありましたのでご紹介いたします。

事前準備

AWS Toolkit for JetBrains(IntelliJ)を使ってJava8(Gradle)のサーバーレスアプリケーション開発を始めるの事前準備をご確認ください。

AWS Toolkitのバージョンは、v1.3にアップデートが必要です。IntelliJ IDEAの[Preferences] - [Plugins]でAWS Toolkitのバージョンを確認して必要に応じてUpdateしてください。

ローカルのLambda関数実行方法

AWS Toolkit for JetBrains(IntelliJ)を使ってJava8(Gradle)のサーバーレスアプリケーション開発を始めるの記事中では、SAMテンプレートの定義から関数実行する方法を紹介しました。

template.yaml を開き、 Resources.HelloWorldFunction にあるRunアイコンをクリックします。

この方法でも可能なのですが、Javaの該当の関数にあるLambdaアイコンから実行するほうが直感的かと思います。(以下のスクリーンショットをご参照ください)

Lambda関数実行

ですがv1.2の場合、以下aws-toolkit-jetbrainsのissueにあるようにエラーが出て実行できませんでした。

このバグがv1.3で解消し、Java関数のLambdaアイコンから「Run '[Local] App'」を選択して無事実行確認できました。

Lambda関数実行時の設定

Input - Textに適当なものを選択。[Run]を実行し、Lambda関数の実行結果を確認します。

Lambda関数実行結果

デプロイ等の方法は「はじめに」で紹介したAWS Toolkit for JetBrains(IntelliJ)を使ってJava8(Gradle)のサーバーレスアプリケーション開発を始めるの内容で引き続き実施できます。

さいごに

実は上記aws-toolkit-jetbrainsのissueは私が挙げました。ローカル実行に関する疑問として有識者に確認してもらおうとissueを立てたのですが、バグと分かり無事リリースまでしていただいたのがうれしかったので今回この内容をご紹介させていただきました。

Javaサーバーレスアプリケーション開発のお役に立てれば幸いです。

それでは。引き続き令和でお会いしましょうー

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